日本イーライリリー株式会社にてMBA体験授業を実施しました
MBA体験授業
2018年10月26日(金)、日本イーラーリリー株式会社にて長沢雄次教授によるMBA体験授業を実施しました。医療機器メーカーや製薬メーカーでは、マネージャークラスになるとMBA取得が求められる場合が多くなってきています。その背景には、製品開発や製品販売の効率性を追求したM&Aが行われ、全く異なる文化を持つ組織のマネジメントやプロジェクト実施が増加しているなど、ヘルスケア業界特有の事情が存在します。
さらには、ヘルスケア業界の特徴として、専門性の高い実務家集団を相手にしたマネジメントが求められるため、知識ベースの「インプット型」の教育ではなく、本学がMBA教育で長年培ったケースメソッド中心の「アウトプット型」の実践力育成が求められています。今回ご参加いただいた皆さまには、同社の課題や今後の社員に求めるスキルに沿ったテーマをもとに、実際の授業で行うケースメソッド型授業をご体験いただきました。
長沢雄次教授のプロフィール
東京大学工学部卒業、米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。日商岩井株式会社経営企画部にて全社経営戦略策定業務、ニフティ株式会社にてインターネットビジネスの戦略的展開に従事した後、ソフトバンク株式会社に入社。ジオシティーズ株式会社COO、カーポイント株式会社副社長として、インターネット事業立ち上げを指揮。プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社ダイレクターとして情報通信・メディア・エンタテイメント企業の経営コンサルティングでの経験や、多くの起業経験をしベンチャー最前線で活躍。現在は本学教授として、製薬・医療ネットワーク部会を発足や、ヘルスケアMBAのカリキュラム策定にも携わる。
ヘルスケアMBA
名古屋商科大学ビジネススクールでは、国内初として、医療機関、医薬・機器メーカー、介護などのヘルスケア産業で活躍する人材のマネジメント能力を高める事を目的としたヘルスケアMBAを開講しました。
ヘルスケア産業は、生命を扱うが故に高い倫理観と変革意識が求められるビジネス領域です。またファミリー経営の要素も強く、組織文化やリーダーシップ、事業承継などを意識した経営も求められます。このような課題に対応できるようヘルスケア産業に特化した多様なビジネスケースを教材として取り扱い、ヘルスケア業界の方が実務に直結した題材で、マネジメントスキルを養成することを目的としています。
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近年、企業研修においても、本学で長年の社会人教育で培ったケースメソッドによる研修スタイルを取り入れる企業が年々増加しています。本学では産学連携活動の一環として、本学教員が企業様に出向いて人材育成研修を行う取り組みも行っております。貴社での人材育成プログラムとして、ビジネススクールへの社員派遣や企業内研修の刷新のご検討の方は下記へお問い合わせください。
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電話:052-203-8111
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Email:mba@nucba.ac.jp