《女性キャリア支援》「オンラインMBA入門」の授業が始まりました
オンラインMBAについて
2018年11月2日(金)より「オンラインMBA入門」の授業が始まりました。
「オンラインMBA入門」は、国内外問わず出産・育児・介護・転居等に伴い休職や離職されて再就職を希望している方を対象に、《MBA入門コース》をライブ型ケースメソッドで実施します。
より良い仕事をする為に自己投資の気持を持っていても、育児や介護等で通学が困難な方が多数いらっしゃいます。そんな方にもMBAの学びに接して頂けるよう、通学不要のオンラインコースを提供する運びとなりました。出産や育児および介護で休業中の方のみならず、家族の海外駐在に同行し現地では仕事をしていない方や経営学を学んだことのない方でも、学ぶ意欲の高い女性の方々が参加されています。
学修方法オリエンテーション
オンラインMBA初日は、オリエンテーションです。「本学の教育方針」や「ケースメソッドとは何か」などを竹内 伸一教授からお伝えしました。
50名近い受講生が、初めて顔を合わせました。パソコンやカメラ通しての初対面は、どの方も始めは緊張された面持ちでしたが、アイスブレイクとして「本日11月2日に誕生日が一番近い方は誰か?」という議題から始められたお陰で、アイスブレイクを終えた後は和やかな雰囲気に変わりました。
このコースは出産や育児および介護で休業中の方のみならず、家族の海外駐在に同行し現地では仕事をしていない方や経営学を学んだことのない方でも、学ぶ意欲の高い女性であれば受講いただけます。受講生の中には赤ちゃんをあやしながら授業を受けている方や海外から参加されている方などがいらっしゃいます。自宅から参加ができるため、慣れている環境の中で参加できることもオンライン授業の魅力の一つです。
本コースで扱う内容は、本学が開講しているMBAプログラム本科や単科のプログラムよりも少し初級者向けに構成しています。MBAプログラムのエッセンスはそのままに、受講者にとって身近な話題を扱った新しいケース教材が用いられます。学んだことがごく身近な組織(たとえば家庭、たとえば地域コミュニティなど)でまず活かされ、のちに職場で活かすことが展望できるように授業が工夫されています。またもちろん、近い将来に、本学のMBAプログラム本科にチャレンジできるように準備する内容にもなっています。
竹内伸一教授
1988年早稲田大学教育学部卒業。マツダ株式会社を経て、2004年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了、2011年慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学、2015年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了(博士(教育学))。2004年ケースメソッド教育研究所代表、2006年株式会社ケースメソッド教育研究所代表取締役。2006年慶應義塾大学大学院経営管理研究科特別研究助手、同講師、特任准教授を経て、2016年徳島文理大学人間生活学部教授、2018年名古屋商科大学大学院マネジメント研究科教授。マツダ株式会社では国内販売会社の経営管理を人材育成の側面から主導し、国内拡販プログラムとしてのMazda Sales Expansion、ならびに社内変革プログラムとしてのStrategic Initiativesに参画。当時の親会社フォードの主要ブランド6社との国内事業交流イニシアチブであるFord Exchange Programメンバーとして、米国ディアボーンでも活動した。専門領域はケースメソッド教育で、その探求のための学問バックグランウンドは教育哲学・教育方法学・専門職教育史(高等教育史)・教育経営学・組織行動学・管理会計学と、教育学と経営学の両面からアプローチできる立場にある。ケースメソッド教育の組織導入実績および著書・論文・記事、大学FD出講多数。
名古屋商科大学ビジネススクールのケースメソッド型授業について
名古屋商科大学ビジネススクールでは、すべての授業において最新のビジネスケースを教材とした「ケースメソッド」を導入しています。ビジネスケースに綴られているのは、実在する企業が日々直面している経営課題です。経営者の視点に立って、ビジネスケースを読み解き議論を繰り返し、数百におよぶ多様な事例を元に経営者意思決定を擬似体験することで、実践的なマネジメント力を高めます。分析力、論理的思考、プレゼンテーション能力、リーダーシップ。経営には多岐にわたる能力が必要です。また、名古屋商科大学ビジネススクールのケースメソッドでは予習・グループ討議・クラス討議の3ステップを2年間で200ケース以上繰り返すことでこれらの力を培います。