名古屋商科大学ビジネススクールでは、全授業で最新のビジネスケースを教材とした「ケースメソッド」を導入しています。日本語プログラムに先立って開催された、40ヶ国以上から参加した約80名にも及ぶ2019年秋学期の留学生は、入学式で各種オリエンテーションとともに、ケースメソッドに関するオリエンテーションを受けます。こうして今週から、学生たちは個人予習からグループセッション、クラスディスカッションと「学び」の理解を深め、準備を整えて授業に参加していくことになります。
ケースメソッド・オリエンテーション
9月5日にナイジェル・デンスコム教授が全留学生を対象にケースメソッド・オリエンテーションを実施しました。主にハーバード・ビジネス・スクールのケースが使用されますが、その他にも合計1,500を超える国内最大規模のオリジナルケースを保有する本学アジアパシフィックケースセンターのケースも使われています。
ケースメソッドの強みは、将来国を越えてリーダーシップを執る際に求められる異文化コミュニケーションスキル、論理的思考力、チームワークなどのソフトスキルを伸ばすことができる点にあります。留学生がケースメソッドを活用し、効果的にスキルを伸ばしていけることを期待します。
本学には、外国人正規留学生、ダブルディグリープログラム学生、短期交換留学生など世界各国から留学生が集まっております。また、就業しながら週末のみで学べる英語MBAを名古屋で開講しています。英語MBAでは、マネジメント、経営戦略、マーケティング、ファイナンス、アカウンティング、倫理規定、オペレーションマネジメントなどを含む全37のコースを英語で開講しています。これらのコースでケースメソッドを使うことは、学生の知識習得のみならず、実践的なフレームワークの習得に非常に役立ちます。