名古屋キャンパスにて、栗本博行先生によるMBA体験授業を開催しました。
参加者の皆さまには、ヒマラヤ登山を舞台にしたハーバードのベストケースをもとに、ケースメソッド型授業をご体験いただきました。
ケースの主人公ミハエルは、長期休暇と大金を投じて、友人とヒマラヤ山脈を横断し聖地ムクティナートを目指します。その途中、ミハエルと登山仲間たちはほとんど裸に近い服装で凍え死にそうになっているインド人修行僧(サドゥ)に遭遇します。刻々と登頂へのタイムリミットが迫る中、登山チーム一行は登頂を諦めてサドゥを助け下山するのか、そのまま登頂を目指すのか、ミハエルは苦渋の決断を下します。ミハエルが登山チームのリーダーとして下した意思決定は果たして正しかったのか、活発な議論が行われました。また、このケースから個人が負える責任の限界と倫理的な選択についても探求していきました。
このように、ケースメソッド型の授業では、ある課題に直面する主人公の立場に立って実際に意思決定を下すことでそのプロセスまで追体験します。そして、ビジネスケースを通じて、経営者の決断を追体験し理論や知識の先にあるリーダーとしての経験値とあるべき姿勢を醸成します。
また、受講生の佐川洋介さんにお越しいただき、体験談をお話しいただきました。「働きながら勉強する時間の取り方は?」「どのくらい予習に時間を使っているか?」など仕事との両立に不安を抱いている参加者様が多く、そちらに関する質問をたくさんいただきました。佐川さんも二年前には同じ不安をお持ちだったそうで、具体例を交えながら正直に親身にお答え下さりました。参加者様からは、「自分でも仕事と勉学の両立ができそうだ」と自信を持てたとのお声をいただきました。
《参加費不要》次回のMBA体験授業のご案内
本学では、東京・大阪・名古屋キャンパスにて、定期的に説明会や体験授業を開催しております。当日は、授業のご見学や、MBAホルダーとしてご活躍中の本学修了生が、在学中のお仕事との両立のコツや、MBAスキルのお仕事への活用など、皆さまの疑問に本音でお答えします。
世界が認めるMBA教育をぜひ一度ご体験ください。