先日、MBA説明会にて栗本博行教授によるオンラインでのMBA体験授業が開催されました。ケースメソッドを使用して、説明会にご参加の皆様に本学での授業スタイルをご体験いただきました。
今回は「危機から学ぶリーダーシップ」と題して、2008年にインドで実際にあったムンバイ同時多発テロがモデルとなったケースを使用し、このイスラム過激派による外国人向けホテル襲撃に、ホテル従業員は宿泊客の安全確保についての義務を負うのか、またそれに対して責任を負うべきなのか、ということを参加者に問い、意見を求めました。
テロという未曾有の非常事態は現在のコロナ禍にも通じるものがあります。本来であれば現場を放棄しても責任を問われる必要もない、と感じられる状況の中で、ホテル従業員による宿泊客の安全確保とテロリストたちとの戦いについて「非常事態におけるリーダーシップとは、平常時のリーダーシップの延長線にあるものである」また「リーダーとしての自覚がその立場において責任感を生じさせる」といったディスカッションから、参加された皆様のリーダーとしての意識と、リーダーを目指すべき人物像についてが感じられる意見が出されました。
リーダーシップと一言にくくられていますが、パーソナルなリーダーシップ、ビジネスにおけるリーダーシップ、ソーシャルにおけるリーダーシップなど、それぞれの分野でそれぞれのリーダーシップが求められ、全てを網羅すること自体は困難です。我々が目指すべきはその中でもビジネスにおけるリーダーシップですが、このケースでは「英雄談」としてだけで終わらない、それぞれの立場でのリーダーシップを目指す姿勢が求められました。
このように、本学では100%すべての授業をケースメソッドを通して行います。ぜひ実際にこの授業を体験できる、オンライン体験授業にご参加ください。
オンラインでの体験授業は大変ご好評につき、6/24(水)も開催が決定しております。ご自宅からインターネット環境がございましたら、どなたでもお気軽にご参加頂けます。 世界が認めるMBA教育をこの機会にぜひ、ご体験ください。
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