名古屋商科大学ビジネススクール大阪校では、ExecutiveMBAと中小企業診断士養成課程を開講しています。授業は土日のみで、全ての授業においてケースメソッドを採用しており、ビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員からビジジネスに直結した実践的な学びが得られます。
2020年12月8日(土)大阪開催のMBA説明会では、事業承継・ファミリービジネスが専門の角谷直樹先生によるケースメソッド模擬授業を開催しました。
ケースで考える正しい意思決定
2016年12月に公開された映画『海賊と呼ばれた男』。出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公、国岡鐡造の生涯と、同社をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長するまでが描かれています。奇しくも同年、昭和シェル石油との合併を創業家が反対を表明したことが発端となり、出光興産は日本のマスコミに大きく取り上げられることとなりました。経営陣は大株主である創業家の意向を聞き入れ、合併を白紙撤回するべきでしょうか?それとも合併を強行すべきでしょうか?
出光興産の『お家騒動』をもとに、コーポレートガバナンスの基礎知識を学ぶとともに、会社とは誰のものか、創業家はどうあるべきかについて熱い議論が交わされました。 ケースメソッド型の授業では、ある課題に直面する主人公の立場に立って実際に意思決定を下すことでそのプロセスまで追体験します。そして、ビジネスケースを通じて、経営者の決断を追体験し理論や知識の先にあるリーダーとしての経験値とあるべき姿勢を醸成します。
1/10(日)MBA体験授業&出版記念イベントのご案内
次回のMBA説明会では、栗本博行教授によるケースメソッド体験授業をご受講いただけます。また、同日午後からは、本学のケースメソッド型授業を再現した書籍シリーズ『ケースメソッドMBA実況中継』の刊行を祝して、出版記念イベントも開催します。MBA教育においてなぜケースメソッドが重要なのか、ケースメソッドの有用性やMBAを学ぶ目的について、書籍の一部分を垣間見れる内容となっています。これからビジネススクールへのご入学を検討している方にとって参考になる内容が盛り込まれています。ぜひ体験授業と併せてご参加ください。
MBA体験授業「ケースで考えるリーダーの役割」
日時:2021年1月10日(日)10:00〜12:00
会場:大阪キャンパス(グランフロント大阪)
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