FTランキングで日本初ランクイン《国内1位》
名古屋商科大学の週末型社会人MBA《EMBA》が、世界で最も信頼され影響力のある英国フィナンシャル・タイムズのビジネススクールランキング(通称「FTランキング」)において、日本の大学として初めてランクインしました(国内1位、アジア太平洋18位)。2018/12/3公開
FTランキングとは
FTランキングの特徴は「卒業後の成果」と「国際性」に関する評価が全体の70%を占めている点です。ビジネススクールの世界で「FTランキング」は、卒業後の給与面の上昇が問われる、いわば教育投資としてのMBAの「費用対効果ランキング」として考えられています。
日本初のランクインについて
今回のランキングには、上海交通大学、CEIBS(中欧国際工商学院)、シンガポール国立大学、香港大学、メルボルンビジネススクールなど、世界で活躍するビジネスリーダーを輩出し続けているトップスクールが名を連ねています。その中で、複数の国際認証を取得した本学のMBAプログラムが「Executive MBA」として18位(国内1位)にランクされました。次世代育成が高く評価された結果であり、今後も引き続き社会からの評価に耐えうる国際的な教育研究の質的向上に注力して参ります。
世界のビジネススクールでは実務経験豊富(通常15年以上)な社会人を対象としたMBA課程は、実務経験が比較的少ない参加者を対象とするMBA(通常3年以上)と区別するために「Executive MBA(EMBA)」と呼ばれています。さらに、実務経験を必要としない経営学に関する修士課程は「MiM(Masters in Management)」として区別されます。
EMBA順位 | ビジネススクール(経営大学院) | 地域 |
1 | HKUST | 香港 |
2 | University of Hong Kong | 香港 |
3 | CEIBS | 中国 |
4 | Shanghai Jiao Tong University: Antai | 中国 |
5 | National University of Singapore | シンガポール |
6 | Nanyang Business School | シンガポール |
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16 | Melbourne Business School | オーストラリア |
17 | National Sun Yat-sen University | 台湾 |
18 | NUCB Business School | 日本 |
フィナンシャル・タイムズ
イギリスで発行されている経済紙として世界の企業の時価総額をランキングし、フィナンシャル・タイムズ・グローバル500を毎年発表している。ランキング作成にあたっての評価領域は以下の通りとなります(ウェイト順)
- CAREER OUTCOMES - 卒業後の成果
- INTERNATIONALIZATION - 国際性
- THOUGHT LEADERSHIP - 研究活動
- SATISFACTION LEVEL - 満足度
- PROMOTION OF WOMEN - 女性の活躍
- RETURN ON INVESTMENT - 費用対効果