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文科省『デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業~クロスプログラム~』に選定

名古屋商科大学の「DX時代のリーダー育成を担う『MBA x データサイエンス』ダブル・ディグリー教育課程」が2022年9月28日付で文部科学省のクロスプログラムに選定されました。本事業には全国の国立・私立大学から6校が選定され、中部・北陸地区では本学が唯一の採択校です。

昨今、Society5.0やDXの実現のために、人文社会科学系分野においてもデータサイエンス・コンピュータサイエンスへの需要が増加しています。特に経営大学院では高度な経営管理能力のみならず、数理・データサイエンス・AI分野のスキルを身につけた「データドリブン経営」が行える分野融合型のDX人材の育成が求められています。

こうした課題に応えるため、本学は海外協定校と連携したダブルディグリー制度(複数学位制度)により、本学の経営管理領域の修士号(MBA)と、海外協定校のデータサイエンス領域の修士号(MSc)を同時取得が可能な仕組みを構築し、DX時代のデータドリブン経営人材の育成に取り組みます。

本学では、既に海外名門経営大学院(13校)と複数学位制度に関する連携協定を締結して学生教職員の交流を実施し、そのうち欧州に拠点を置く5校が「データサイエンス・AI」に特化した学位を提供しています。今回、この5校に加えて新たに当該領域で世界的な評価を有する経営大学院2校(カーネギーメロン大:Tepper School of Business​, ジョンズホプキンス大:Carey Business School)との連携に向けた双方の基本合意が完了し、近く連携協定の取り交わしを予定しています。

海外協定校との複数学位課程は最短2年間で、学生は入学後に当該事業への参加を申請し、本学で1年間そして海外協定校で1年間をそれぞれのキャンパスで学修し、本学と協定校の両学位を同時に取得することができます。また、社会人学生が就業と勉学との両立を図りながら参加することができるよう、協定校によっては短期間のスクーリングを提供するなどの仕組みを新たに導入します。