国内で初めて文科省から認定された、MBAとMScが連携する「DXプログラム」が開始します。MBA(経営管理)とMSc(データ解析)を同時にダブル取得することが可能なこの教育課程は、文部科学省によって採択され、DXを推進する次世代リーダーの育成を目的としています。最大の特徴はデータサイエンスの学位の部分です。
データ解析のトレーニングを受けた人材の数は日米で7倍の開きがあるといわれます。そもそもデータ「解析(Analytics)」は、データ「分析(Analysis)」とは異なり、汎用的な統計的手法に加えて応用領域ごとに(例えば医療データ・金融データ・経営データ)異なる専門性が求められます。それらを経営管理を主たる専門領域とする「MBA」の中に組み込むと浅短なものになりかねません。したがって、データ解析の部分をMBA課程に内部化するのではなく、それぞれ得意領域(産業)に特化し定評ある学位を提供する7大学のMScと連携することになりました。
「DX」プログラムが連携する経営大学院(例)
- (米)カーネギーメロン大学(経営データ)
- (米)ジョンズホプキンス大学(リスク管理)
- (仏)オーデンシア大学(金融データ)
ダブル学位課程(DXプログラム)
今回の私たちのDXプログラムにおけるダブル学位課程の基本設計は以下の通りとなります。最短2年間(本学で1年間、提携校で1年間)を各キャンパスにて対面受講にて学修し、本学と提携校の両大学の学位を取得できます。提携校によっては短期間のスクーリングの受講形態による履修を受け入れる受講形態を提供しており、社会人学生が離職することなく就業との両立を図りながら参加することができるフレキシブルな受講形態を新たに導入します。ぜひ、挑戦してみてください。
MBA | MSc | |
専門領域 | Business Management | Business Analytics |
学修場所 | 本学 | 海外提携校 |
授業言語 | 日本語 | 英語 |
学修期間 | 初年度 | 次年度 |
卒業単位 | 必須科目 | 選択科目 |
MScとは?
MBAは特定の領域や産業に依存しない汎用的な経営管理能力を高めることを目的とした学位となりますが、MSc(Master of Science)は特定の領域や産業に特化した学位を指し「エムエスシー」と呼ばれています。一風変わったMScとして、フランスのトリプルクラウン校のNEOMA経営大学院(創立1871年)が提供するのが...
- MSc in Wine & Gastronomy(ワイン&美食)
さすがフランスのビジネススクールですね、この領域で他の追従を許しません。日本であれば、
- MSc in Sake & Ryōtei(酒&旅亭)
という解釈でしょうか?ここはひとつ京都で活躍する経営大学院に期待したいです。
DX時代のリーダー育成を担う「MBA x データサイエンス」 | ダブルディグリー | MBA留学 | 名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
https://mba.nucba.ac.jp/abroad/double-degree/dx.html