名古屋商科大学ビジネススクールでは、今年度新設したヘルスケア産業に特化した”Healthcare MBA”の初回講義が明日いよいよ開始します。初回は本学No.1教員の長沢雄次教授による『法規制の中での経営』です。
法規制の中の経営
企業経営では、必ず制約事項が存在しています。その制約の中で最善の経営判断をするのが経営者の最大の役割です。その為にはまず経営の制約事項を的確に把握することが重要で、さらに自社がその制約の中でどこまで変化に柔軟に対応していけるのかが重要になります。その上で的確な戦略、最適な経営システムを構築していく必要があります。
政治や法規制に代表される制約事項は、固定的なものでなく時々刻々変化して行きます。その変化に対応できる企業こそが生き残って行きます。また同時に、規制緩和に代表されるように、環境の変化は新規参入のチャンスを広げます。このコースでは、制約事項のマイナスインパクトだけでなく、起業・新規事業のチャンスとしてそれを生かす経営能力に関しても啓発して行きます。
Healthcare MBA
本学のHealthcare MBAでは医療機関、製薬・医療機器メーカー、介護などのヘルスケア産業に特化したマネジメント能力を磨きます。ヘルスケア産業は、生命を扱うが故に高い倫理観と変革意識が求められるビジネス領域です。またヘルスケア産業はファミリー経営の要素も強く、組織文化やリーダーシップ、事業承継などを意識した経営も求められます。講義ではこのような課題にも対応できるよう、ヘルスケア産業に特化した多様なビジネスケースを教材として扱い、ヘルスケア業界の方が実務に直結した題材で議論する機会を提供いたします。
開講科目紹介
Healthcare MBA Track
・法規制の中での経営
・医療機関でのマネジメント
・サステナビリティと事業価値
・ヘルスケア事業と起業戦略
Healthcare MBA開講科目ページ
Healthcare MBA リーフレット