長澤かおりさん
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《最強の環境で、最高の出会いがあります。》 長年、商品開発に携わってきた私の入学の目的は、現業のアウトプットの質を高め、自分自身の揺るがない軸を確立するためでした。ビジネスに必要な思考、知識、言語化...
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Executive MBA
本日からいよいよ大阪校のスタジオからも、ライブ型の遠隔授業が始まりました。
本学では、2018年よりオンラインを活用した討論型ケース授業を通じてノウハウを蓄積しており、3月12日に遠隔授業の実施を決定してから、当初予定していたスケジュールを変更することなく授業を提供しています。
本授業では、マーケティングの実践におけるコミュニケーションの重要性について学び、戦略策定に役立つスキルを養成します。また、プロモーション、キャンペーンにとどまらず、組織構築のためのインナーコミュニケーションや、PRなど、様々なテーマについての議論を通じ、コミュニケーションの実際について理解します。
授業初日は、マーケティングとは何か、マーケティングコミュニケーションのポイントについて議論を通して検討した上で、フランスに本拠を置くロレアルのケースを取り上げました。
ロレアルはランコムを買収し、フランス最大のブランドとして確立し、その後、米国での成功を経て、日本に進出します。授業では、フランス・米国・日本市場において、ロレアルがどのような戦略で各国の市場に参入し成功を遂げたのか、コミュニケーションの媒体としてどのようなものが挙げられるか、文化や流通の異なる各国の市場でどのように知覚を形成していったのかなど、実際の授業と遜色ない活発な議論がオンライン上で繰り広げられました。また、グローバルレベルと日本国内のコミュニケーションを比較しながら、マーケティング・コミュニケーションにおいてブランドはどう考えるべきかを検討し、日本市場を中心とした同社のブランド・マネジメントの特徴についても深く掘り下げていきました。受講生は、ケースを通して実際のビジネスの現場で求められるマーケティングの実践スキルを養います。
齊木乃里子教授のプロフィール
専門:マーケティング戦略、ブランド戦略、Webコミュニケーション、営業力強化、新商品開発、サービス水準設計、マーケティング組織開発、CS経営、新規事業開発
京都大学経済学部卒業、京都大学経済学研究科博士後期課程修了。株式会社日本総合研究所においてマーケティング・コンサルタントとして、多くの 業種・業界(官民とも)、多様な企業規模におけるクライアントの事業推進、マーケティング戦略展開、ブランド戦略構築、組織強化、CS経営などの案件を手がける。とりわけ、消費財、B2C分野のマーケティングを得意とし、ニュースバラエティでのコメントも数多くこなす。『インターネット社会のマーケティング』(共著)有斐閣『日本企業のマス・マーケティング史』(共著)同文舘等、出版多数。