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オンライン授業《EMBA》Changing the Game 加藤和彦教授

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加藤和彦教授によるEMBA「Changing the Game」をご紹介します。


「Changing the Game」加藤和彦教授


本授業は、「Changing The Game / 革新的市場競争戦略」と題し、基本的な原理やフレームワークをベースに、「プラットフォーム競争戦略の思考と発想」をじっくりと学び体得して、日々の業務における論理的思考プロセスを養成する事を最大の学習目標とします。また、国内外の幅広い業界のケースを通じて講師自身の経験を踏まえた現実感のある双方向議論を展開していきます。


プラットフォーム競争戦略について考える


EMBA「Changing the Game」加藤和彦教授

授業1日目は、大手派遣会社で有名なショートケース「リクルート」を使用し加藤先生のファシリテートで、全てディスカッションで進められます。リクルートは、学生を採用したい企業(顧客)と、就職先を探している学生(ユーザー)とをアナログでマッチングさせる事業からスタートしました。時を経て現在では、リクルートの顧客企業のニーズは学生採用だけでなく、「人材派遣」「販促メディア」「人材メディア」に拡大しています。先生からの「リクルートの成功につながる、成功要因に結びつく戦略は何があったのか」という問いかけに対し、受講生たちが時代背景を追いながら、過去と現在とを比較し積極的に議論を繰り広げました。人材紹介業界全体が活用できるプラットフォーム提供の成功要因をベースに、その根源の形となるネットワーク効果などのツーサイドプラットフォーム戦略について学びを深めていきました。受講生は、明日からの実際の業務に対し、現場で率先力として役立つ戦略思考を、この授業から取得していきます。


加藤和彦教授のプロフィール
通信の自由化によって誕生したベンチャー企業のDDI(現在のKDDI)にて、新設事務所開設や国内営業企画等に従事の後、豪州現地法人のシニア・マネージャーを務め、その間、豪BOND大学でMBA、豪シドニー大学でMA in International Studiesを修了。帰国後、米国シリコンバレーIT企業であるサン・マイクロシステムズの競合戦略室(WarRoom)の日本担当責任者としてサーバーの競合戦略、シスコシステムズでIPベースの新規ソリューションの日本市場普及等、世界的IT企業の日本法人での役職を歴任。中京地区の医工連携・産学官連携のコーディネイトに従事の後、2016年より現職。早稲田大学大学院博士後期課程修了(博士(商学)早稲田大学)。専門は「経営戦略」「経営情報論」「国際経営戦略」「ベンチャービジネス論」等。IT企業のプラットフォーム競争戦略や産学官連携のベンチャー育成に関する講演・論文等多数。著書に「IoT時代のプラットフォーム競争戦略(中央経済社)」 また研究成果の実務分野へのフィードバックとして東海地区の企業に新規事業のビジネスモデル構築や事業化支援を通じ助言をおこなっている。