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《EMBA》Marketing Management 牧田幸裕教授

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名古屋商科大学ビジネススクール名古屋校でも、この秋学期より、受講生多くの参加者が切望していた対面授業が再開され各プログラム1科目が滞りなく終了しました。入館時の検温、消毒の徹底や、少人数でのグループセッション、1席空けての着席によるソーシャルディスタンシング、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業が運営されています。EMBAの秋学期1科目は、鋭い指摘が受講生に大変人気のある牧田幸裕教授による「Marketing Management」が開講されました。

「Marketing Management」牧田幸裕教授

牧田幸裕教授による名古屋校EMBA「Marketing Management」では、ケースメソッドを通して、マーケティングの基本コンセプトからフレームワークの理解と活用まで実践的に学びます。また、ターゲットのセグメント、ターゲットに刺さるポジショニングの軸、ポジショニングを実現する製品戦略、価格戦略、ターゲットセグメントに最適なチャネル戦略、ポジショニングを最適に表現するプロモーション戦略など、マーケティング全体の整合性を重視したケース分析能力の向上を目指します。

ユニクロの戦略モデルにみるマーケティング哲学


アパレル業界のマーケティングの差別化について、1998年以降ユニクロが行ってきたビジネス戦略に着目し、その戦略を分析しました。画期的業態を確立したユニクロはいかにして業界内で差別化を図り成長してきたのか。ユニクロのバリューチェーンがその他一般的なアパレル企業とどのように異なるのか。バリューチェーンの定義にも改めて触れながら、企画から販売まで、そのマーケティングの全体像を明確にすることで、ユニクロのモデル分析を行いました。ケースの内容を雲、授業の中で行われている解釈および洞察を雨になぞらえ、その例えを使用して受講生の考えを引き出し、抽象化して捉えること新たな発見をする場面もありました。また、ユニクロと同様のマーケティング哲学を一部採用する他企業の例も引き合いに出し、受講生はより理解が深まったようでした。

牧田幸裕教授のプロフィール
専門分野:経営戦略、マーケティング、デジタルマーケティング
京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。ハーバード大学経営大学院エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。2003年、日本IBM(旧IBMビジネスコンサルティングサービス)へ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。2006年信州大学大学院経済・社会政策科学研究科助教授。2007年信州大学大学院経済・社会政策科学研究科准教授。2012年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科非常勤講師。2016年長野市産業振興審議会副会長。2018年7月より現職。