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EMBA × BMW 《Technology & Operations Management》

#EMBA #矢本成恒 #TOM #Operation Management #Innovation Management

大阪校では、4月24日より春学期の授業がスタートしました。中小企業診断士かつ経営コンサルタントとして、80社以上の経営支援や新規事業支援、企業研修を手がける矢本成恒教授による「Technology & Operations Management」をご紹介します。

Technology & Operations Management

この授業では、Technology & Operations Management(TOM)の代表的な2分野、イノベーション・マネジメント(研究開発や製品・サービス開発のマネジメント)と、オペレーションズ・マネジメント(生産や運営マネジメント)を中心に学習します。TOMの視点や思考を身につけ、現実課題に柔軟に対処できることを目標とします。また、現場での課題解決だけではなく、長期的戦略的な視点も意識した実践力を習得します。

製品開発のマネジメント


授業風景

授業2日目は、ドイツの大手自動車メーカーであるBMWのケースを扱いました。BMWはデジタル技術を導入して製品の開発期間を半減することを試みますが、この技術を十分に活用するために、段階的に新しい開発能力を高め、開発プロセスと組織を変えなければならないという課題に直面しました。受講生は、クロスSWOT分析により、開発期間短縮における戦略の重要性を確認した上で、新技術導入により発生する問題にどのように対処するかべきかについて議論を重ね、競争が激しい自動車業界において、BMWがどのような戦略を展開すべきかについても検討していきました。最後に、矢本成恒教授は、このケースで学んだことが実務でどう使えるか?と問いかけ、参加者は自身の立場に置き換えて思考を巡らすことで、製品開発戦略や製品開発のマネジメント手法について理解を深めました。

感染防止対策について

入館時の消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを保った1席空けての着席、また、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業を運営しております。