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EMBA × ワーク・エンゲージメント《Behavioral Economics》

#EMBA #MBA #行動経済学

名古屋商科大学ビジネススクールEMBAプログラム名古屋校にて5月に開講した、岩澤誠一郎教授による「Behavioral Economics」の4日目(最終日)の授業をご紹介します。岩澤誠一郎教授は、野村総合研究所および野村證券で、アナリスト、チーフストラテジストとして活躍された実務家教員です。現在は、行動経済学・行動ファイナンスを専門として本学で教鞭を執る傍、2019年からは行動経済学会理事も務めていらっしゃいます。

名古屋商科大学ビジネススクール EMBAプログラムでは、9割以上が実務とアカデミックの両面を備えた実務家教員であり、AACSB・AMBA等の国際認証基準が定める教育・研究に関するグローバルスタンダードをクリアした教員を採用しています。参加者は、各分野の研究成果に基づいた理論や知識だけでなく、ビジネスに直結した実践的な学びを通じて習得します。

自律・関係性・有能感を刺激するマネジメントのあり方とは

行動経済学は、ヒトの経済活動の中の非合理的な部分に着目し分析を行い、この非合理性のクセを認知することで、より良い意思決定につなげることを模索する学問です。本授業では、ヒトの脳内にある直観や感情など「速く」動く部分を理解した上で、顧客、自分、組織のための戦略的ソリューションをデザインするための意思決定スキルを改善することを目的とし、マーケティングを中心とする経営戦略上のインプリケーションを考察するケースや、設備投資及び株式投資のケース等を通じてクラス討論をしながら学修します。


「Behavioral Economics」岩澤誠一郎教授

4日目の授業では、「ワーク・エンゲージメント」をテーマに、ヒトの脳内にある直観や感情など「速く」動く部分を理解した上での、ヒトの本性である、自律・関係性・有能感を刺激するマネージメントのあり方について、岩澤教授がファシリテートしながら、クラスディスカッションが活発に行われました。本授業での学修を通して、参加者は、「人間とは何か」という問題を考え直し、各自のビジネスにおいて何をやっていくことができるのか、何をやるべきなのか、等を再考する契機となりました。

感染防止対策について

入館時の消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを保った1席空けての着席、また、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業を運営しております。