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EMBA × LVMH《Corporate Mission & Strategy》

#EMBA #経営戦略 #組織論 #組織戦略

大阪校にて6月開講の「Corporate Mission & Strategy」をご紹介します。授業をご担当される三宅光頼教授は、現在日本総合研究所のプリンシパルとしてコンサルティング経験30年以上の経歴を持つ実務家教員です。大手企業の制度人事や合併人事、取締役会改革、さらに、能力開発、人材育成まで幅広く指導されています。本学では、ビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員から、ビジネスに直結した実践的な学びを得ることができます。


LVMHの事例から学ぶブランドビジネス戦略


経営環境が大きく変化している中、企業の業績も大きく変化しているのも事実です。本授業では、過去の事業整理と業界再編の企業行動ならびに成長戦略をとった多くの企業事例から、今後の成長戦略の在り方や、企業の存続と発展のために企業はいかにあるべきか、いかに行動すべきかをロジカルに探求し、参加者自身が企業経営に携わる一人として、意思決定能力と戦略構築力の醸成に取り組みます。


EMBA授業風景

授業3日目の午後は、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(以下LVMH)のケースを扱いました。ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、ケンゾー。どれも耳慣れたブランドですが、括ってLVMHグループ傘下であることを知っている方は多くないかもしれません。もしそうであれば、むしろLVMHの戦略は成功しているのではないかと三宅光頼教授は仰いました。CEOであるベルナール・アルノー氏は、老舗の同族企業の多いブランド業界では異端といえるM&A戦略を駆使して今日のLVMHを築き上げました。多くの世界的ブランドが低迷している中、どのようにしてLVMHがビジネスモデルを成功へと導いたのか、ブランドを創造し成長拡大させるためにどのような戦略を練るべきなのか、授業全体を通して「戦略」というキーワードを巡り、白熱したディスカッションが繰り広げられました。「想像の中ではいくらでも会社を潰していい」。三宅光頼教授のこの言葉は、経営学を学ぶにおいて欠かせないポイントなのかもしれません。参加者は、4日間の授業を通して、企業の存在意義、企業の戦略、さらに企業トップマネジメントのリーダーシップについて、実例による追体験をもとに理解を深めていきました。

感染防止対策について

入館時の消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを保った1席空けての着席、また、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業を運営しております。