コンサルティングファーム勤務
松﨑 裕子さん
マネジメント研究科(修士課程)EMBA 大阪 2017年3月修了
前職はエネルギー系SIerでSEを経て、商品企画・プリセールスに従事。「学んだマネジメントの知識に磨きをかけ、本物の知識にしたく」、在学中にコンサルティングファームに転職。
MBAを目指した理由を教えてください。
前職の海外留学制度で4カ月間インドに派遣された際、グローバルで活躍する方やビジネスに触れたことがきっかけでMBAに興味を持ちました。帰国後、社内では「グローバルな会社に変えよう」という機運が高まっており、私も「自分のレベルアップが会社の力になる」と信じ、ビジネススクールへの進学を決心しました。海外留学も視野に入れましたが、キャリアを中断したくなかったこともあり、週末だけで国際認証のMBAが修得できる名古屋商科大学ビジネススクールは、私にとって理想の進学先でした。
MBAを学んで変わったことはありますか?
自分を試すつもりで在学中に転職しました。転職先にコンサルティングファームを選んだ理由は、経営に近いところで学んだ知識を実践することで、本物のマネジメントの知識を得ることができると思ったからです。この業界では、常に新しい知識を吸収する自学の習慣が求められるので、私の働きながら自らビジネススクールに通う姿勢が評価されたのだと思います。また、修了生が自主的に開催する勉強会では、自身の仕事のヒントを得ることができ先輩・後輩とのネットワーク構築にも繋がっています。
在学中のお金のやりくり法を教えてください。
学費は人生を豊かにする将来への投資と考え、この2年間は、時間もお金も大学院を優先しました。私にとってそれだけ価値があり、楽しくなるにつれて自然と優先するようになっていました。
オススメの科目を教えてください。
「Strategic Thinking」
在学生からの評価が最も高い教員に贈られる『Outstanding Teaching Award』を6年連続で受賞している長沢雄次先生の授業です。議論の中で、思いもよらない新しいアイデアや気づきがとても多い講義でした。
「経営品質と組織運営」
経営にも品質があり、その品質を高めることで成功に導くことができるということを実務経験豊富な望月広愛先生の実体験を踏まえて学べる授業です。受講後には、個々の授業で学んだ知識がひとつにつながりました。
「Corporate Governance」
半年に一度、全キャンパスの在学生が一斉に名古屋に集う合同の授業です。企業の経営理念や企業のガバナンスやリーダー像について深く考えることができました。また、他キャンパスの在学生と学ぶことで議論の輪が広がりました。
在学中の1週間のスケジュールを教えてください。
月曜日〜木曜日 | 在学中は、夜遅くまで仕事ということも多かったので、通勤時間や昼休みなどの隙間時間を、ケースや課題書籍を読む時間に充てました。朝4時に起床し、基礎知識の学修や予習を行うこともありました。 |
金曜日
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授業前日の金曜日は、万全の状態で授業に臨むための準備の日です。仕事が終わってから、仲間で集まり、お互いのわからないところを教え合ったりしました。 |
土曜日
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授業(9:20〜16:40) JR大阪駅に直結している大阪うめきたキャンパスは、たとえ週末といえども、通学に便利で助かりました。 |
日曜日
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授業(9:20〜16:40) 一段落する日曜日は、緊張から解放されるのか、やはりホッとしました。授業の最終日には先生を交えて懇親会が開かれることもあり、楽しい時間をすごしました。そして、また新しい週に向けての元気がでました。 |
取材:2016年8月