Paulina Lopez
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MBA
オンライン授業での田村正興准教授によるMBA「Business Economics」が開講されました。「価格」という、経済指標に対するの人々の行動について学びます。
田村正興准教授によるMBA「Business Economics」が開講されました。本授業では、「価格」を巡ってさまざまなケースを取り上げます。理解しているようでしていない、また意外に思える効果が起こることが多い「価格」の有効な活用法を学びます。
この「Business Economics」は行動経済学、つまりは経済の指標である「価格」が動くと、人はどのように行動するのか、について学びます。
価格の付け方には、固定料金や、同じモノ・サービスでも人によって提示する価格を変える価格差別などのさまざまな形態があります。これらはどのような場合に機能し、どのように活用するのか。また、値上げは時に消費者や取引相手の激しい反発を受けた際、どのような場合に反発を招き、どのようにすれば反発を避けることができるのか。また、それら「価格」を戦略的に扱うには、どういった対策が必要なのか。こういった「心の会計」と言われる、消費者の行動と心理について学び、これらを理解し、プライシングの現場で実践すること目指していきます。授業3日目は、航空券やホテルの滞在など、旅行関連の購入の割引率を調べるためのオンライン旅行代理店の「プライスライン・ドット・コム」のケースを使用しました。受講生たちは、消費者と企業側からのメリットやデメリットについて議論していき、ビジネスの現場で人を動かす際に応用できるよう理解を深めていきました。
田村正興准教授のプロフィール
京都大学経済学部を卒業後、東京大学経済学研究科修士課程およびLondon School of Economics and Political Science MSc Economicsを修了し、東京大学・経済学研究科博士課程を修了、博士(経済学)の学位を取得。一橋大学イノベーション研究センター特任助手、京都大学薬学研究科特定助教などを経て2017年4月より現職。現在、日本政策投資銀行設備投資研究所、客員研究員も務める。