MBA×京セラ 《Entrepreneur & Strategy》
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長沢雄次教授によるMBA「Entrepreneur & Strategy」が開講されました。 「Entrepreneur & Strategy」長沢雄次教授 この授業では、起業家の視点から「戦略の本質」を追究します。自社が創業期・成長期にあ...
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Business Innovation Progamで開講されている山田隆教授担当の「Financial Market Ethnography」のご紹介です。
Ethnography(エスノグラフィー)とは、民族学において用いられる用語で「観察」を意味します。
この講義においては、Ethnographyを「相場観」の“観”と捉え、「金融市場を観る眼を養う」という意味を含んでいます。
その「観」を身につけるには、金融経済の知識、財務分析の知識のみならず、アセットマネジメント論、経営戦略論、行動経済学、ミクロ経済学、確率論、ゲーム理論、社会学など、様々な知識・教養が必要です。
多くのビジネスマンが苦手とするファイナンスの思考法ですが、ビジネスの現場で実際に応用できるレベルまで学生たちの習熟度を高めるよう、山田先生の講義はわかりやすく、且つゲームなどを交えて楽しくユニークに展開されるのが特徴です。
本日は講義3日目【Global Finance Day】。
見学にうかがった午後の時間帯は「貿易ゲーム」がおこなわれていました。
「先進国」「新興国」「発展途上国」にグループ分けされた受講生たちは、自国のGDPを増大させるべく、与えられた資源、資金、技術をもって定められた“製品”を作製します。
お金はあるが資源がない…
資源はあるがお金も技術もない…
自国のおかれた状況を把握し、他国の状況をリサーチし、さらには変化する外部環境の情報にアンテナをはり巡らしながら戦略をたて、貿易そして製品作製を行います。
各国のGDPは結果一体いくらに?
このゲームによりグローバル経済のあり方を体験的に学んだことに加え、発想の転換を促す訓練もできたようです。