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MSc in Taxation

《税理士養成課程》企業戦略分析 Business Analysis 小林伸行教授

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Business Analysis


10月は、企業戦略分析の講義が開講されました。
財務諸表を用いた企業の経営分析の考え方や基礎知識を理解し、企業分析を実践する力をケースメソッド型講義で身につけていきます。財務諸表は、経営者にとって利害関係者に対する情報伝達の一手段であり経営者の意図が反映されているものです。経営者がどのようなことを考えて企業をマネジメントしたのかについて、財務諸表等の公表情報から分析し推測していきます。
担当は、小林伸行教授。公認会計士・税理士として自身の事務所を経営しながら大手企業の監査役なども務める一方で、執筆活動など研究の分野でも活躍している実務家教員です。小林教授は現代のビジネス社会において企業活動を定量的に示すことが可能なのは会計以外にあり得ないと考え、会計に対するに苦手意識を克服できるよう講義を進めてくれます。


講義4日目午後の様子


4日目の最終講義では、2000年代後半赤字に転落していた日立製作所の経営V字回復の事例について取り上げました。日立製作所は川村隆社長のもと、上場子会社5社をTOB(株式公開買付け)により完全子会社化をしました。一般的に「このTOBの意義を定量的に説明せよ」「会計的視点からするとTOBの前後で何が変わったのか?の問いについて、TOBの意義については様々語られています。講義では、不確実な言葉によるのではなく定量的に説明するよう受講生に求められます。現実の企業活動について問題を整理し冷静かつ丁寧に分析していく過程に真剣に取り組んでいました。


講義見学のお知らせ


本学では、入学検討者様向けに週末講義をご見学頂ける機会を用意しています。
MBA・税理士に関心のある方からビジネススクールへの入学をご検討中の方まで、どうぞお気軽にご連絡ください!
10/28(土)は、国税局出身の松田教授による『消費税法』の講義見学ができる説明会を開催します。
お気軽にご見学へお越しください。
▶︎10/28(土)講義見学つき説明会