《税理士養成課程》Corporate Valuation and Management 辻正雄教授
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東京で開講された、税理士や会計専門職を目指す方のための税理士養成課程から辻正雄教授による「Corporate Valuation and Management」の授業をご紹介します。 Corporate Valuation and Management この授業は、...
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東京校で開講されている齋藤孝一教授による「Tax Law(租税法)」の授業をご紹介します。
税理士や会計専門職を目指す方のためのTax Accountant Programの授業です。
本授業は、事件の概要、判決の理論的背景、判決が与えた実務への影響等の研究を通じて、生きた具体的な法である判例理論を修得し実践力を培います。受講生間のディスカッションおよびロールプレイング等、受講者を主体とした学修体験「Participant Centered Learning」により、知識の修得に加え受講生の実務家としての世界観・視野を広げることが目標です。また、授業を通じて修士論文作成の為の基礎的知識を提供することも目的としています。
受講生は4つのグループに分かれ、プレゼンテーションに臨みます。事前に読んだテキストを、いかに解釈しているかが、プレゼンテーションで問われていきます。「この反例をなんと言う?」「現在改正された点は?」など、初日に学んだ理解を確かめながら、一つ一つの言葉に対しても理解を深められるように授業は進められていきます。
また、理解するのと同時に修士論文へのヒントも提供されることで、受講生の興味や関心、問題意識に合わせた修士論文の構想を練ることもできます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、民主主義国家である日本では、国民を代表する議会が定めた法律によってのみ税金が課されることになっております。この「租税法律主義」は、日本国憲法でも規定が設けられているのです。つまり、税法にかかわっている税理士は「会計人」や「経理屋」といった職業意識よりも、むしろ「法律家」としての素養、すなわち「リーガルマインド(法的思考力)」が重視されるケースも少なくないのが実情です。
この授業では、こうした時代やニーズの変化に合わせ、じっくりと一つ一つの租税の概念を理解し、更には齋藤先生の実務家としての経験からも広く学びを体得することができます。
法律の解釈や適用能力をも鍛えることで、弁護士にも負けぬリーガルマインドを身につけませんか。