税理士養成課程 × 所得税法《Income Tax Law》

2021/05/28 Fri #税理士養成 #所得税

名古屋商科大学ビジネススクール税理士養成課程名古屋校で5月8日からスタートした、松田和久教授による「Income Tax Law」の4日目の授業をご紹介します。本学の税理士養成課程では、税務及び財務のプロフェッショナルとして顧客の経営課題に的確なアドバイスが可能な高度専門職業人を養成しています。

ケースディスカッションで紐解く租税法

本授業では、所得税法に係る判例および裁決事例等をケースとして、法的思考に基づく攻撃防御、対立的見解に対する反論説示を駆使し、実践的なディスカッションを通して、適切な税務判断力と迅速な問題解決力を修得します。

本授業は、予習課題として「りんご生産組合事件」と「歯科医師親子共同事件」のケースが取り上げられ、またグループワークにより選定された実践的ケース(判例・裁決事例等）に基づく全受講者参加型ディスカッションによって行われたため、参加者は、授業第1日目までに基礎テキストの精読理解と関連ケース及び関係判例等の収集等の事前準備をして授業に臨みました。4日目の授業で取り扱ったテーマは、税額控除から始まり、申告方法や税金の納付についてで、参加者はケースディスカッションを通して考察をしながら、理解を深めていきました。

感染防止対策について

入館時の消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを保った1席空けての着席、また、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業を運営しております。