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事業承継研究所

Center for Family Business

事業承継研究所の研究事業が「さくらサイエンスプログラム」に採択されました

2021年12月、名古屋商科大学ビジネススクールの研究機関の1つである事業承継研究所の研究事業が科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency)の「さくらサイエンスプログラム」(Sakura Science Exchange Program)に採択され、2022年2月にエジプトから若手研究者を日本に招聘し本学との共同研究を行うこととなりました。研究テーマは日本的経営のひとつである「カイゼン」です。共同研究は当研究所の研究員に加えて、本学のFrendy准教授が主導し、共同研究の結果は著名な国際ジャーナルへの出稿が予定されています。

「さくらサイエンスプログラム」は、海外からの研究者を招聘し、日本の研究機関との共同研究を推進するプログラムです。応募者も多く、採択率は決して高くありません。今回当研究所の事業が採択された理由は、当研究所がファミリービジネスの研究機関として高い評価を得ていることに加えて、経済発展が著しいアフリカの研究者との日本的経営に関する共同研究という観点が高く評価されたことが挙げられます。

当研究所は引き続きこれまでロシアやヨーロッパ、アジアなど世界各国の大学・研究機関との連携の実績を踏まえ、日本のファミリービジネスについての研究を進めて参ります。

※現時点では2022年2月の研究者招聘を予定していますが、新型コロナウイルスの状況によっては実施方法や時期などが変更となる可能性があります。


名古屋商科大学事業承継研究所

名古屋商科大学と愛知県信用金庫協会会員15金庫は、2015年7月10日に事業承継支援に関する連携協定を締結しました。本学教員と信用金庫職員らが研究員を務める「名古屋商科大学事業承継研究所」を設立し、親族内承継を目的とした事業承継人材育成に協同で取り組んでいます。親族内事業承継を支援することで、中小・小規模事業者の事業基盤強化を図り、技術・暖簾(のれん)を後世に伝えると共に、企業の長期的な成長や雇用創出、地域産業の活性化などを目指しています。