人材のグローバル化が進むにつれ、生涯雇用という言葉は過去のものとなり、今や自分自身のキャリアは自分で開拓する時代になっています。情報技術の発達や合併買収により、顧客もライバルも取引先も従業員も100%日本人という「純和風」な企業はもう存在しないのではないでしょうか?
実は学校教育の世界も同様に、海外の教育機関と提携して交換留学生の受け入れ、外国人教員の雇用、など日々多様性は高まっています。しかしながら、国によって高等学校・大学の基準は異なっているのも事実。残念ながら、名前だけでは専門学校なのか大学なのか大学院なのか全くわかりません。同様に私立大学だと信じていた海外の学校が実は企業研修を専門に行う株式会社だったということもあるのです。しかしながら、営利企業としての株式会社が学校を運営できるか否かというルールは国によって異なります。
このように、グローバル化した学校教育の世界にも何らかの外部の客観的な基準が必要とされ、国際認証という団体が存在します。MBAも同様、その学位を発行するビジネススクールとしての存在が認証を受けていなければ、どれだけその国で知名度のある大学でも「自称MBA」になってしまうのがグローバル社会です。
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