アブストラクト
食品業界は、製粉・パスタ製造、冷凍食品・水産、即席めん、調味料、製油、精糖、乳製品、食肉加工、製菓・パンなど幅広い分野がある。少子化による人口減少にともない、国内の食品市場規模も縮小の一途をたどっており、各社とも商品自体に付加価値を付けたり、シェアの拡大、海外展開を行うなどの対応が迫られている。本ケースは、食品業界の中でも調味料分野の企業に焦点を当て、調味料業界の中でどのような要因で企業が成功をしているのかを明らかにするケースである。本ケースには、佐藤食品工業の創業からの今までの歴史、佐藤食品工業が取り扱う高付加価値商品、粉末酒、鰹節エキス、昆布エキス、椎茸エキスなどの天然調味料、粉末茶エキスの説明。それを生産するために積み上げてきた技術やノウハウの集大成として作られた工場と物流センターがどのようなものかを取り上げられている。主人公は、佐藤食品工業の製品、技術の特徴を前提にして、食品業界の動向と今後の変化に対応するべきであるか検討する。
詳細情報
ケースID | 10-1053 |
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登録 | 2010 |
業界 | その他の食料品製造業 |
分析領域 | 経営戦略 |
ページ数 | 17 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |