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三菱UFJリース 2010

#リース取引 #新リース会計 #IFRS


アブストラクト

三菱UFJリース(以下、「MUL」)は三菱UFJフィナンシャルグループ(以下、「MUFG」)に属する国内最大手のリース会社であり、2007年にダイヤモンドリース㈱(旧東京三菱銀行系列)とUFJセントラルリース㈱(旧UFJ銀行系列)の大手リース会社2社の対等合併により発足した。その2007年度にリースシェアで国内第1位となり、2008年度、2009年度とトップシェアの座を維持している。しかし、リーマンショックに端を発した設備投資の減少や、2008年よりスタートしたリース会計制度の変更といった要因により、国内のリース市場は減少が続いている。さらに2015年前後に適用が有力視されているIFRS(国際会計基準)は全てのリース取引に資産計上(オンバランス)を求めると見られており、リース離れが今まで以上に加速するという見方が大勢を占めている。本ケースは、こうした逆風下に置かれているMULが今後も成長を持続するための可能性を探るものである。

詳細情報

ケースID 10-1062
登録 2010
業界 各種物品賃貸業
分析領域 経営戦略
ページ数 17
言語 Japanese
ティーチングノート あり