G社
アブストラクト
G社は、CRM業務アプリケーション開発を中心とした、中小ソフトハウスである。2003年、システムエンジニアだった現社長のGさんと現専務のMさんによって設立された。日本におけるITマーケット成長の恩恵を受け、G社の売上、利益は順調に伸びてきた。2008年まで、産業界からのITに対する需要は高まり、ソフト開発会社への注文が殺到していた。ソフトハウスは、技術者さえ確保できれば、簡単に設立が可能であった。ソフト開発業界の競争は、技術の勝負から開発価格の勝負に変わりつつあり、ソフト開発もコモディティ産業化していた。このような中で、G社のような中小ソフトハウスは、厳しい経済情勢を勝ち抜くために、既存事業の選択と集中、そして新たな事業の開拓が必要とされている。
詳細情報
ケースID | 10-1072 |
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登録 | 2010 |
業界 | ソフトウェア業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 33 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |