アブストラクト
本ビジネスケースは、日本イーライリリー株式会社(以下、リリー社とする)の臨床開発部における新薬の臨床開発のオペレーション戦略を主体に構成している。本ケースでは15年以上に亘って、規制要件など現地適合を押し進め日本独自の発展を遂げてきた臨床開発部が、急速に本社R&D組織への統合を進め、如何に中期経営ビジョンの第一幕である2010年目標の達成に向け、新薬の臨床開発の効率化に取り組んだかを取り上げている。また、それと同時に、世界市場での主力製品の特許切れを迎え成長が鈍化するなか、自前主義からネットワーク型R&D体制への変革を推進し、さらなる新薬開発のスピードアップと低コスト化、そしてリスクマネージメントを図る本社R&D本部の開発戦略を紹介している。
詳細情報
ケースID | 10-1076 |
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登録 | 2010 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | 経営戦略 |
ページ数 | 25 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |