アサマ化成 2011
アブストラクト
アサマ化成は、現・社長のAが1975年に設立した食品添加物製剤を研究開発している企業である。特許戦略を周到に展開し、社長を含めて28名の小所帯な企業規模ではあるが、登録特許は75件に上っている。創業以来、Aは、株式の非公開、特許戦略、社員数の抑制等を行ってきた。すなわち、一般的な企業経営における時系列的な業績拡大を行ってきていないのである。しかしながら、社員におけるモチベーションは高く、働く満足度も高い。本ケースは、「食」・「食品」を取り巻く社会動向や、同族企業、大企業子会社等の競合他社との比較を含め、同社社長、Aの思い、同社内の日常を紹介することで、イノベーション企業の経営の1つのあり方と事業承継に関する課題を示したものである。
詳細情報
ケースID | 11-1062 |
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登録 | 2011 |
業界 | その他の食料品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 36 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |