豊田通商ヨーロッパ トルコ支店 2009
アブストラクト
豊田通商ヨーロッパトルコ支店はこれまで、トヨタ自動車グループを中心とした自動車関連企業のトルコ進出を支援する業務を手がけることにより、順調に収益を伸ばしていた。トヨタグループ傘下という利点と、自動車産業バリューチェーンの調達、物流機能の強みをいかし込んでいる。本ケースでは、こうした豊田通商ヨーロッパのトルコ支店長が、2008年リーマン・ショック後の世界経済の先行き不透明感が増す中で、今後更なる成長をするため、さまざまな可能性を探り困難な意思決定を行うケースである。本ケースには、豊田通商ヨーロッパトルコ支店の行っている事業内容が登場する。またトヨタ自動車グループ企業との関係性や求められている機能、個々の事業で保有する機能を取り上げられている。主人公は、リーマン・ショック後の欧州経済、トルコ経済に関する基本情報、トルコを中心とした欧州自動車業界の情報などを考慮した上で、さまざまな市場のポテンシャルをどのように考え,どのような事業戦略を立案・比較評価し,どのように遂行するべきであるか検討する。
詳細情報
ケースID | 11-1087 |
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登録 | 2011 |
業界 | 自動車卸売業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 19 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |