アブストラクト
小規模だが専門性を持つ人材紹介会社が、売上目標達成のための施策として、コンサルタントを1名増員し、成果報酬制度を取り入れた。また、これまでは自社サイトからの登録のみだったところを、転職サイトからのスカウトメールによる求職者獲得サービスの利用も始めた。ところが、様々な施策を打つが、効果が表れない。転職サイトからのスカウトメールで多くの求職者を獲得することができたが、その成約率は低く、これまでの成功例に従って拡大するはずが、むしろ業績は悪化し、成果主義を廃止せざるを得なくなった。社長は、会社を存続させるため、精一杯の決断をするが、その思いとは逆に社員との距離が開いていく。なぜ成長のための施策が効果を発揮しないのか、ジェネシスが抱える課題と解決策を検討する。
詳細情報
ケースID | 12-1018 |
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登録 | 2012 |
業界 | 職業紹介業 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 39 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |