アブストラクト
研究目的 情報システムの発達により在庫管理、需要予測の精度は格段と向上したが、企業間関係論の視点で捉えた包括的なSCMの研究は未だ途上にあると思われる。この研究では、企業の社会責任(CSR)が問われる中で、サプライチェーンマネジメントが目指す、「全体最適」とは何か言葉の定義を明確にし、先行研究を整理したうえで、サプライチェーンマネジメントを評価する為のフレームワークを提示したい。 研究の方向性 1.組織間関係論、CSR、SCMの先行研究ならびに各研究の整理 2.そこから導き出される関係性に関する仮説を設定 3.SCM、CSR、社会関係性、そしてそれがどう競争優位性に結びつくのか、社会調査を通じ、実証し、仮説を検証する。 4.検証されたフレームワークを家電・PC業界に当てはめ、各企業の比較分析を行う。
詳細情報
ケースID | 12-1066 |
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登録 | 2012 |
業界 | 民生用電気機械器具製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |