アブストラクト
神戸製鋼はこれまでの100年を越える歴史の中で、鉄鋼事業を中心に様々な分野に事業展開をしてきた。規模の経済の影響が強い分野で圧倒的なシェアをとらなくても、様々な特性の事業・製品をポートフォリオに組むことにより、今日まで成長してきた。しかしながら、アジア地域での供給過剰や海外材の流入により鋼材市場は軟化し、原材料である鉄鉱石や石炭の価格も高止まっているという構造的問題により、2012年度に過去最大の経常赤字を計上した。さらに業界再編が活性化する中、神戸製鋼はその和から取り残されている。今後は独自の成長戦略で生き残っていく必要がある。
詳細情報
ケースID | 12-1070 |
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登録 | 2012 |
業界 | 製鋼・製鋼圧延業 |
分析領域 | 経営戦略 |
ページ数 | 11 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |