アブストラクト
世界の貿易量は年々拡大し、コンテナの荷動き量も2009年のリーマンショックを除けば、増加傾向にある。その一方、日本の港湾におけるコンテナ取扱本数は伸び悩み、相対的地位の年々低下により、基幹航路の日本抜港を引き起こし、日本の海上物流網は脆弱化している。2010年国土交通省港湾局は港湾の選択と集中によるアジア主要国と遜色のないコスト・サービスの実現をめざし、国際コンテナ戦略港湾の選定を行い、京浜港と阪神港を選定した。世界のコンテナ取扱個数上位港や西日本各港の事例、近畿地方を取り巻く状況をもとに、阪神港の相対的地位回復、及び、さらなる発展のためにどのような戦略を取るべきかを検討する。
詳細情報
ケースID | 13-1018 |
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登録 | 2013 |
業界 | 港湾運送業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |