アブストラクト
デンソーは創業以来一貫して自動車部品を開発・製造・販売する,屈指のグローバルサプライヤーである。本業の強みを示す事例は多いが,中でも事業の特徴である垂直統合,強い内製志向,OEM体質が災いしてか,非自動車関連事業の割合が連結でわずか3%弱と,多角化には成功していない。主人公は,デンソーで開発したPALAPというエレクトロニクス技術による新規事業を成功させるため,プロジェクト室の室長を拝命した。ところが,前任者らが策定した事業化シナリオに対して,3つの大きな疑問を抱いており,それらを解決した上で,2ヶ月以内に事業戦略をトップ報告しなければならなかった。
詳細情報
ケースID | 13-1028 |
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登録 | 2013 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 25 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |