アブストラクト
中国の対日オフショア開発は約30年間の歴史があり、日本ITアウトソーシング発注額の7割程度を占め、中国の経済舞台に欠かせない存在のビジネスにまで成長してきた。このビジネスは先進国の企業がコスト削減や、人材不足の補完のため、人件費が安い発展途中国のIT企業に仕事を発注することにより成り立つ。しかし、先進国自国およびグローバル環境の変化と伴にオフショア開発を取り組む目的が多様化し、競争環境も厳しくなりつつある。本ケースは中国のオフショア開発業界がこれらの厳しい環境の中で、今後も生き残れるのか、それとも更なる成長をするため、さまざまな可能性を探るというケースである。
詳細情報
ケースID | 13-1054 |
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登録 | 2013 |
業界 | ソフトウェア業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 62 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |