アブストラクト
協和工務店は,建物のコンクリート施工に必要な型枠工事専門業者として創業し、愛知県下で事業を展開し、二次請けとして従業員は10名程度でありながら、下請け企業を含めて100名程度の人員を動かす企業規模になった。しかし、バブル崩壊を通じて業績が低下し、一度は経営破綻したが、その後耐震施工・マンション施工を中心に、事業を再度立て直すまでになった。本ケースは、建設業を営む小規模企業が、下請け企業特有の制約条件の中で、今後も事業継続し成長するため、さまざまな可能性を探るというケースである。本ケースには,行政の方針や景気に左右されやすい業界動向や、元請け・下請けの関係性が取り上げられている。主人公は、自社の内部要因、建設業界、元請け企業との関係を前提にして、今後の市場動向をどのように捉え、どのような事業計画を立案し,どのようにマーケティング戦略を遂行するべきであるか検討する。
詳細情報
ケースID | 13-1072 |
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登録 | 2013 |
業界 | 大工工事業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 12 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |