日本電気株式会社 2013
アブストラクト
本ケースは、NECのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)事業が、イノベーションのジレンマに陥っている状況を描いている。スーパーコンピュータ(スパコン)開発を担うHPC事業は、2000年代のスパコンのコモディティ化の潮流に乗れず、2013年7月、撤退するか否かの岐路に立たされている。事業環境として、政治動向、HPC市場動向、技術動向、競合他社動向、全社経営方針、全社財務状況、保有技術、組織構造などが取り上げられている。その中で、事業責任者である第三サーバ統括部長が、様々な制約条件と折り合いをつけながら、マーケティング戦略を立案・検討し、ジレンマを克服する可能性を探り、事業継続を実現していくというケースである。
詳細情報
ケースID | 14-1018 |
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登録 | 2014 |
業界 | 電子計算機・同附属装置製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 24 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |