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りそなホールディングス 2013

#生存領域 #トレードオフ #生産財マーケティング


アブストラクト

りそなホールディングス(以下「りそな」という)は、2003年公的資金を注入されて実質国有化された。その後の10年間は3兆円を超える公的資金の返済に邁進してきた。その過程の中で大胆な不良債権処理、思い切ったリストラ、さらにりそな改革によって「銀行業」から「金融サービス業」への転身を行なってきた。この10年でりそなは収益体質に転換して、筋肉質の財務体質が構築されてきた。公的資金の完済が見えてきたところで、これからの10年(NEXT DECADE)の方向性を考えるというケースである。この10年間りそなは、公的資金を返済することを第一義に経営を行なってきたが、その間、同業他社は経済環境変化を捉えて大きく変わってきていた。リーマン・ショックにより、かつて同業であったメガバンクは海外に市場を求めて大きく舵を切っていた。また、りそなの重点営業地域を分析してみると、各地域が必ずしも同一のマーケティング戦略上のポジションではなかった。本ケースは、りそなのこれからの10年を考えるに当たり、限られたリソースを使い、どのようなビジネスモデルを採用して、どの分野を強化していくべきかを検討するものである。

詳細情報

ケースID 14-1031
登録 2014
業界 管理,補助的経済活動を行う事業所(62銀行業)
分析領域 マーケティング
ページ数 20
言語 Japanese
ティーチングノート あり