日本写真印刷 2013
アブストラクト
日本写真印刷は1946年に株式会社として設立され、「高級美術印刷の日写」という評価を得て、中堅印刷会社としての地位を固めた。同社は1990年代の印刷市場縮小の影響を受けながらも2000年代に売上高1000億円企業へと急成長を遂げた。この成長を支えた技術として、「Nissha IMD」という成形同時転写技術と「抵抗膜方式タッチパネル」がある。これらをNokia社、HP社というグローバル企業に供給することで急成長を実現したが、2011年3月期に経常赤字に転落した。グローバル市場において、特色のある技術やノウハウを持つ企業が持続的に成長するために必要となる組織能力やその阻害要因などについての考察を行い、その持続的成長の「条件」を導出する。
詳細情報
ケースID | 14-1030 |
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登録 | 2014 |
業界 | 印刷業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |