野口興産 2014
アブストラクト
野口興産の3代目社長である野口真の悩みを書いたものである。1969年7月にファミリービジネスとして設立、主に不動産関連の業務を行ってきた。2007年3月に2代目社長の父が急逝。生前事業継承については真剣に考えられてこなかった。突然、前年に他界した祖父の遺産相続の件で3年に及ぶ裁判に巻き込まれ、その後2011年1月に3代目社長として就任するも、裁判中会社を母親に任せていた為すっかり会社は弱体化。早急に立て直し、自分の意思で次世代にバトンタッチしたいと考え、新たなビジネスをコアに育てるための試行錯誤の日々であった。本ケースは,事業継承についてのあるべきタイムスケジュール、社長はどうあるべきか、コアのビジネスをどうすべきか、新たなビジネスを続けるべきか、撤退をするべきかなど、さまざまな可能性を探るケースである。
詳細情報
ケースID | 14-1038 |
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登録 | 2014 |
業界 | 不動産賃貸業(貸家業,貸間業を除く) |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 21 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |