アブストラクト
大垣共立銀行は、岐阜県大垣市に本店を置く地方銀行である。県内第1位の規模を誇る地方銀行の十六銀行に大きな差を空けられていた同行は、銀行業という”お固い”業界でありながら次々と斬新な商品・サービスを始め、顧客満足度を高めてきた。本ケースには、大垣共立銀行が始めた革新的商品・サービスが登場する。頭取は、「金融業ではなくサービス業」という考え方を行員に浸透させてきたが、5期連続減益となっていた。一方でライバルの十六銀行は、経営の行き詰った第二地方銀行の岐阜銀行を吸収合併して愛知県内の支店網を獲得し、2期連続増益となった。大垣共立銀行は、これまでのイノベーション戦略を変更するべきだろうか。
詳細情報
ケースID | 14-1041 |
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登録 | 2014 |
業界 | 銀行(中央銀行を除く) |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |