アブストラクト
国分株式会社はこれまで、明治維新、関東大震災、第二次世界大戦など、幾多の危機に直面しながらも、醤油メーカーから醤油問屋、そして食品問屋への形を変え、300年にわたって存続・成長してきた。流通機構を構成するメーカー・卸・小売の役割が、社会の高度化と共にどのように変化していったか、日本の流通の変遷を取り上げると共に、さまざまな環境変化に対応しながら、流通革命を契機に近代的な卸売業として飛躍してきた国分の歴史と、業績不振に陥り存在意義を問われている現在を取り上げることにより、企業の持続的成長(進化)のための経営要件は何なのかを考察する。
詳細情報
ケースID | 14-1046 |
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登録 | 2014 |
業界 | 食料・飲料卸売業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 34 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |