アブストラクト
写真フィルム事業の国内2大メーカーだった富士フィルムとコニカ。複合技術の融合による高い参入障壁に守られた事業特性から、高い利益率を確保していた。しかし、カメラのデジタル化に伴い写真フィルム事業は急激に縮小し、両社は創業事業の消失という危機に直面した。本ケースでは、デジタル技術が特定市場に与えた影響と、同じ道を歩んできた2社が創業事業の消失という危機に直面してとった施策を基に、戦略の違いを浮かび上がらせる。また、その前提で今後の事業成長を実現する為に、経営者は自社、株主、外部リソースといったステークホルダーとどのように関わり、どのような施策を実施すれば最終的に多角化を実現できるのかを記述している。
詳細情報
ケースID | 14-1084 |
---|---|
登録 | 2014 |
業界 | 事務用機械器具製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 47 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |