アブストラクト
日本には世界的に見て、多くの長寿企業が存在する。国内全企業に占める中小企業の割合は99%を超える。ケースの対象は創業60年目を迎え、国内の汎用的な中小企業モデルとなる化成品メーカーである。近年のアジアを中心とした海外競合他社の日本市場参入により、既存の高品質だけを優位性としたビジネスモデルは競争力を失いつつある。国内の中小企業が安定して売上を確保し事業継続を行っていくには、限られた予算の中で、成長性、利益性がある製品の「研究開発」を選び、市場に投入していかなければならない。このケースでは、事業継続に向けた「イノベーション」の重要性について、対象企業の取り組みを通して考える。
詳細情報
ケースID | 14-1085 |
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登録 | 2014 |
業界 | 無機化学工業製品製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |