アブストラクト
日本特殊陶業は1936年に日本ガイシから分離独立し、セラミックを基本技術に特に車部品の売り上げで成長していた。しかしそのセラミック技術を生かし、電子部品分野に進出し主にPC等に使用される部品であるPKGにおいて確固たる地位を築いていった。そして時代の成長と共にセラミックの基本技術を用い、1996年から樹脂基板の製造開発に進出していった、その基板はオーガニックPKGと呼ばれ、世界中のPCに使用されていた。しかしこのオーガニックPKGは順調な成長を続けながらも受注の乱高下も激しくまた技術革新や優良顧客による市場支配などの問題点も抱えていた。しかし2010に最大顧客からの撤退という一大転機が訪れ、これまでのビジネススタイルが変貌を遂げた。また2013年にはその中心産業であるPC分野からの撤退を行い、これまでのビジネススタイルからの脱却が図られる事が求められた。本ケースでは、その一大転機が訪れた時にどのような判断が正しかったのか及び2013年に転機が訪れた後の現在においてどの様にビジネスを行っていくのかを検討する
詳細情報
ケースID | 14-1102 |
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登録 | 2014 |
業界 | 電子回路製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |