ECサイト「E-mall」 2014
アブストラクト
E-mallはサウジアラビア郵便会社が2010年に設立したサウジアラビア最大級のインターネットショッピングモールであった。E-mallの特徴は、小売店、中小企業などの出展者は無料で登録でき、自社製品の宣伝や消費者へ販売できた。消費者はパソコンやインターネット機能が使える携帯電話を使い、商品を購入することができた。2013年現在、サウジアラビアにはE-mallと2005年に設立されたsouq.comの2つの大きな総合オンライン販売サイトが存在し、互いに競争しあっていた。E-mallは日本最大の電子商店街である楽天市場や、アメリカ合衆国のAmazon.com(以下、アマゾン)などと同様のシステムを備えており、2013年当時のサウジアラビアでは、E-mall のシステムが最先端を走っていた。本論の主な要点は、今後、サウジアラビアでイーコマース(以下、EC)が消費者に浸透していくかどうかである。これをサウジアラビアの社会や文化、また消費者行動の特徴を元に、検討していく。また、今後、E-mallがどのようしてサウジアラビア国内、またグローバル化を実現して販路を拡大していくのかにも言及していく。
詳細情報
ケースID | 14-1071 |
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登録 | 2014 |
業界 | インターネット附随サービス業 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 23 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |