アブストラクト
「医療崩壊」という言葉を耳にするようになってから久しい。本ケースは,1人のフリーランスの麻酔科医の視点から日本の医療の実際と、そこから浮かび上がる問題点を伝えようとするものである。本ケースでは、1人の医師が研修医からフリーランス麻酔科医になる10年間を追う。その10年間の中で彼女が経験したことや見てきたことを通して、これからの日本の医療制度を考える。中西自身の勤務体験について紹介した後、日本医療の西高東低、医療従事者の疲弊、日本医師会について、日本における皆保険制度、保険診療と保険外診療、後発医薬品について、そして最後に「医療崩壊」とは何か、それぞれ検討する。
詳細情報
ケースID | 15-1012 |
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登録 | 2015 |
業界 | 病院 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 48 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |