アブストラクト
生物薬品研究所は製薬業界のなかでは規模の小さい法人である。これまでは主力製品の需要拡大に伴い、製造販売体制の強化が実り、事業が大きく成長したが、近年は需要と売上が頭打ちとなっていた。一方では、競合が差別化のために新製品の開発を進めており、対抗策を打ち出す必要があった。従来から、製品の安定的な供給や安全性の確保が事業者に課せられているが、近年は収益力と製品開発力の強化も必要となってきた。主人公の事業部長は複数の戦略オプションについて、競争力の強化や事業の継続性の観点から評価するとともに、戦略の遂行に必要な経営資源の強化策も検討する。
詳細情報
ケースID | 15-1026 |
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登録 | 2015 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |