アブストラクト
ピノキオ商事株式会社は調剤薬局事業を基幹事業とし,グループ会社である有限会社ヒーロンの医療廃棄物収集運搬事業及び医薬品卸売事業、株式会社ウィックスの介護福祉施設の運営と共に岐阜県下において医療・福祉のトータルサービスを行っている企業である。創業者であり代表取締役社長の石田準一が30数年、岐阜という地域にこだわりここまで展開してきた。医薬分業と感染性廃棄物という時代の波にのり、その後、介護福祉分野へと多角化していく中で、築き上げてきたグループとしての強み。しかしその成長の影で希薄化していく組織と人材、忍びよる大手競合チェーン薬局の存在。そして、国が進める在宅医療にどう対応するのか。これら難題を背負いながら石田がこれからの地域医療と向き合い、どう社員と向き合うのか。彼の経営手腕と今後のグループとしての可能性を探るというケースである。
詳細情報
ケースID | 15-1040 |
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登録 | 2015 |
業界 | 医薬品・化粧品小売業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |